Music Course
音楽科
ミュージックコース
日本最古(1903年)の私立音楽学校をルーツとするミュージックコース。
継続的な学習を通して音楽基礎能力を着実に身につけ、
演奏技術や表現力を高めます。
ソルフェージュの学びを各授業に組み込み、
希望する音楽大学進学に備えるための基礎力を体系的に養います。
日本最古(1903年)の私立音楽学校を
ルーツとするミュージックコース。
継続的な学習を通して音楽基礎能力を
着実に身につけ、
演奏技術や表現力を高めます。
ソルフェージュの学びを
各授業に組み込み
希望する音楽大学進学に備えるための
基礎力を体系的に養います。
Method
1
音楽力を支える
ソルフェージュ
「だれにでも、わかりやすく、ていねいに」をモットーに、基礎から段階的に指導します。理論(楽典)、聴音、新曲視唱、コールユーブンゲン、リズム読み、副科実技など、音楽大学進学に必要な学びを授業として体系的に配置し、一人ひとりの目標実現を支えます。
2
一人ひとりを伸ばす
実技レッスン
国内外で豊富な経験を持つ一流の指導陣が、専攻実技はもちろん、副科実技や専攻別編成によるアンサンブルまで丁寧に指導します。一人ひとりの個性と目標に寄り添い、音楽大学進学に向けた確かな力を育てます。
専攻可能な種類:ピアノ・声楽・木管楽器・金管楽器・弦楽器・打楽器
3
表現力を育てる
豊富なステージ
実技試験や校内行事など、在学中に多くの舞台を経験できる機会があります。人前で表現する経験を重ねることで、コンクールをはじめとする学外での活躍につなげるとともに、将来のさまざまな進路で生きる「豊かな人間力」を育みます。品川区を中心とした近隣地域での演奏会にも積極的に参加し、学校の外へと表現の場を広げています。

・1903年創立の日本最古の私立音楽学校「日本音楽学校」をルーツとするミュージックコース
・令和8年度より、ポピュラーミュージック作曲専攻を新


ピアノ
渡邉 真由美先生
東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了、ミュンヘン国立音楽大学 マイスターコース修了、「渡邉ピアノ教室」主宰。

弦楽器
三浦 知香子先生
桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学卒業。同大学研究科修了。1998年桐朋学園短期大学、室内楽クラス委託演奏員を務める。

管楽器
原 ひとみ先生
東京藝術大学卒業。同大学院修了。聖徳大学音楽学部、洗足学園音楽大学、各非常勤講師。東京吹奏楽団アソシエイトメンバー。

打楽器
寺田 由美先生
東京藝術大学音楽学部卒業。寺田由美パーカッションアンサンブル「ドライヴ」主宰。東京室内管弦楽団打楽器奏者。

管楽器
赤木 香菜子先生
東京藝術大学音楽学部卒業。優秀指導者賞多数受賞。ソロコンクール、吹奏楽コンクール等で審査員を務める。「赤木香菜子フルート教室」主宰。

声楽
本松 三和先生
東京藝術大学卒業。武蔵野音楽大学大学院修了。日本オペラ振興会正会員。日伊協会会員。
Curriculum
ミュージックの学びを広げるカリキュラム

専攻実技
※個人レッスン:週1回/45分
一人ひとりの個性を伸ばすため、個人レッスン形式で丁寧に指導を行います。エチュードや楽曲の習得にとどまらず、音色や奏法・発声法を大切にしながら、習熟度や目標に応じた内容で学びを深めていきます。また、実技試験やコンクールへの挑戦など、さまざまなステージで経験を積むことで、入試本番に向けた自信を育てます。
演奏研究
アンサンブルを通じて、作品の時代や様式に応じた演奏方法を学び、合奏に対応できる力を伸ばします。作曲家ごとに異なる音楽的語法を理解し、周囲の音を聴きながら、自分の役割を考えて演奏する力を養います。また、室内楽に求められる丁寧な音の受け渡しや、アンサンブルにおけるコミュニケーション能力を高めることで、個々の演奏における「説得力」の向上にもつなげていきます。
ソルフェージュ
音楽基礎能力の伸長に重点を置き、基礎から丁寧に学べる授業を展開しています。視唱では、コールユーブンゲンを用いて音程感を養い、Dandelot等によるクレ読みを通じて読譜力を高めます。聴音では、楽譜の書き方から丁寧に指導。さまざまな形式の課題に取り組みながら、基礎から段階的に力を積み上げ、音楽大学入試にも対応できる力を養います。
進路例
大阪音楽大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学、東京音楽大学、桐朋学園大学、武蔵野音楽大学、亜細亜大学、子ども教育宝仙大学、日本大学(藝術学部含む)、フェリス女学院大学、上野学園大学短期大学部、昭和音楽大学短期大学部、桐朋学園芸術短期大学、有明教育芸術短期大学、洗足こども短期大学
Teacher’s
Comment


中村 有紀子先生
– 「聴音・ソルフェージュ・和声」担当
【略歴】桐朋学園大学音楽学部作曲理論学科作曲専攻卒業。ヤマハにて子供から大人までのピアノ指導を行う。
専攻実技の個人レッスンを通じて、高校3年間でどれだけ力を伸ばせるかは、個々のソルフェージュ能力に大きく左右されると言っても過言ではありません。例えば、レッスンで先生から受けた「1」のアドバイスを、自ら考え、深め、「10」の学びへと発展させ る力。それこそが、上達への大きな原動力となります。大学受験に向けては、【聴音】【新曲視唱】【リズム読み】を柱とした課題に取り組みます。本校では、これらの学び を単なる受験対策にとどめず、相互に関連し合う総合的な音楽力として育てていきます。さらに、3年次の選択科目では、生涯にわたって活かせる音楽的基礎力を養う【フォルマシオン・ミュジカル】にも取り組めるよう、カリキュラムを構成しています。
音楽基礎力を高める
ソルフェージュカリキュラム
学びの基礎となる科目
副科ピアノ・声楽
音楽理論
和 声
鑑賞研究
楽曲分析
聴 音
新曲視唱
リズム読み
クレ読み
リズム読み
Cross Talk
3年 長谷川 凛さん(声楽専攻)
& 2年 中山 乃亜さん(ピアノ専攻)
×
小川 教子先生
※取材当時
リスペクトし合える
先生との信頼関係
小川先生 数ある高校の中から、品川学藝高校を選んだ理由を教えてくれるかな?
中山乃亜さん(以下、中山さん) ずばり先生たちが優しかったからです。オープンスクールに夏から全て出席していたので、最初は緊張していた先生たちとの距離も近くなって、入試の時には和やかな雰囲気でした。
長谷川凛さん(以下、長谷川さん) 私は元々品川学藝に入学することは考えていなくて(笑)、別の音楽高校に行くつもりでいました。家が近いので、一応見に行ってみようという軽い気持ちで1回だけオープンスクールでレッスンを受けたらその先生につきたくなりました。
小川先生 2人とも、この学校の先生に惹かれた部分が大きいのかな。実際に入学して、学校生活で楽しい瞬間はどんな時かな?
中山さん 何気ない日常が楽しいです。あとは、父が音楽家で、学校で音楽について勉強する中で父との会話が増えたのもすごく楽しいです。
長谷川さん 私はやっぱり授業が楽しいです。ミュージックコースなので大好きな音楽の授業が多いですし、しかも一緒に受けているのはみんな音楽が大好きな生徒たちなので、充実感がすごい!
みんなで一緒に分かろうとする、できるようになろうとする空気感があります。あとは、今まで学校の先生との関係って教える側と学ぶ側という感じでしかなかったですが、ここの先生たちは同じ目線で一緒になって取り組んでくれます。距離が近くてもちゃんとリスペクトがある、すごくいい関係です。
小川先生 教員も生徒の演奏にリスペクトがあります。あなたたちの音楽はあなたたちにしかできないからね。音楽の専門分野で一番好きな授業は何だろう?
中山さん 自分が専門としているピアノのレッスンです。先生がものすごく褒め上手で優しく接してくれるので、達成感があり、継続して楽しく学べています。
長谷川さん 私は合唱の授業が好きです。学年関係なくコース全体で一緒に行うので、いろいろな専攻の生徒と関わることができます。大人数でひとつの音楽をつくる楽しさは、1人で練習するのとは別物です。それから合唱の日は特に、先生たちと一緒に音楽に向き合えている感じがします。私たちの音楽を尊重してくれますし、どうしたいかを聞いてくれます。みんなで一つの作品をつくり上げられるのが楽しいです。
学校生活の中でつかんでいく
練習と勉強の両立バランス
小川先生 2人は、1日の練習時間ってどれくらいですか?
中山さん 平均7時間くらいです。父親の影響もあって物心ついた時から音楽が大好きで、本能的にやっている感じがします。ピアノが楽しいから継続したいと思えます。
小川先生 考えないで体が動くって事ですね。きっと中山さんにとって心地がいい時間だと思う。練習が楽しいって言える時は伸び時。力がついたというのを自分がわかるから楽しいと思う。長谷川さんは声楽だからまた少し違うと思うけど、どうかな?
長谷川さん 練習を長くやりたい気持ちはあるけれど、やり過ぎると喉を壊してしまうので、短い時間で効率的に練習しています。朝学校へ行く前とか、授業で歌った後に少し時間を開けて放課後教室に残って1時間やるとか。それから帰宅して1時間、ご飯を食べて1時間……みたいな感じで間隔を空けて練習をしています。何時間とか決めているわけではないけれど、定期的に歌わないと落ち着かないです。歌うことがリフレッシュにもなっているから、気分やテンションを上げるために歌っているというのもあります。
小川先生 練習ができないとイライラするのかな?
長谷川さん まさに修学旅行でハワイへ行った時、ホテルで歌えないことに気づいたんです……だから練習したくてうずうずしました!
小川先生 そういうことだね。“しなくちゃ”ももちろんあるけれど、“したい”という気持ちが大事だよね。そのモチベーションはどこからきていると思う?
長谷川さん 私の夢や“こうなりたい”というのを先生や家族が応援してくれて、それが嬉しいプレッシャーになっている感じがします。だから練習も楽しくなる。友達が一生懸命練習している姿を見て、私も頑張らなきゃと刺激を受けるというのもあります。
小川先生 練習でうまくいかない時も、生徒同士で励まし合っているものね。その一方で一般教科の勉強もしなくちゃいけないと思うけれど、両立のために工夫していることはあるかな?
中山さん 僕は、今日は勉強やろう、今日はピアノをやろうと感覚的に決めています。状況に応じてコントロールしています。
長谷川さん 私はなるべく練習に時間を割くために、授業にめちゃくちゃ集中して全部その場で覚えて完結させます。わからないところもその場で先生に聞いて、その場で終わらせるようにしています。定期考査中もレッスンは毎日あるから、家でずっと勉強できるわけでもない。常に“この1分何する!?
”みたいなことを考えています。さらに大学受験で共通テストを受けようと決めたので、今はその勉強との両立で葛藤中です。
小川先生 みんな勉強との両立の壁にぶつかるよね。つまずく生徒には「日常のスケジュール予定を書きなさい」と言っています。ここは何の勉強、ここは何の練習をどれぐらいやるか全部書きなさいと。そうするとだんだん書かなくてもペースがつかめるようになる。3年生は、レッスンでも「今日はこれを練習したい」と自分からその日の目標を言ってくれたりするね。
高校生として楽しむ品藝祭、
芸術家として向き合うコンサート
小川先生 1番好きな学校行事はなんですか?
中山さん 品藝祭(学園祭)です。クラシックに限らず、J-POPやK-POPだったりを自分たちで編曲したり、それぞれが自由に“みんなに見せよう! 演奏しよう!
”みたいな雰囲気が好きです。普通科の生徒も音楽を演奏したりしているのも新鮮で、他のコースの発表を見るのもピアノとはまた違う面白さがあります。
小川先生 やっぱり音楽科の生徒たちはステージ発表がすごく好きで、自分たちでコラボレーションしたりしているよね。みんな生き生きしていてエネルギーがあって、先生たちも見ていて楽しいです。
長谷川さん 学校行事が本当にいっぱいあって、全部楽しいです。特に昨年から始まった音楽科コンサートが特に印象に残っています。声楽アンサンブルや、コース全体で合唱を披露して、ソロの時とは別の種類の緊張、責任感みたいのを感じました。その緊張感をみんなで共有できるのも楽しかったし、練習やリハーサルが終わって一緒に振り返ったり感想を言い合ったり、先輩後輩関係なく力を合わせて練習できるのも楽しかったです。
小川先生 品藝祭とコンサートはまた全然違うよね。品藝祭は高校生として楽しめる場所。一方でコンサートは芸術家として舞台に立つ場所、プライドをかけた真剣勝負。みんなでいいものをつくろうという熱が感じられますね。
中山さん 品藝祭はくだけた感じですが、コンサートはみんなが“ガチ”。演奏者として人前でミスをしてはいけないので、とにかく真剣です。
長谷川さん 昨年の音楽科コンサートでは、先生ともぶつかりました。表現方法について先生と意見が分かれて……それでも何度も話し合って練習してを繰り返して、結果的にはどちらの案でもなくもっと良い方向に進んでいきました。あとは、先輩とも学年の垣根を越えて一緒に取り組む事ができました。その時私は2年生でしたが、3年生に意見を伝えても立場関係なく意見を聞いてくれました。
小川先生 音楽を通すと相手の年齢や立場関係なく、想いや感情が勝手に相手に共有される、逆に相手からも感じ取れるというのはあるよね。
小川先生 卒業後の進路は考えているかな?
中山さん 10年後、20年後の具体的な将来像はまだ決めていないですが、演奏者として生きていきたいです。音大か藝大に行ってもっと上を目指して行きたいです。たくさん演奏して人気を得られるようになれたらいいと思います。
長谷川さん 将来の夢はありますが、まだ公言しません。ちゃんと自分が胸を張って言えるようになるまで、自分が納得できるまで、もうちょっと成長したいと思います。そのために、音大で音楽の勉強を続けていきたいという気持ちが強いです。
未来の後輩たちへ
メッセージ
中山さん 男の人手が足りないので、ぜひもっと入ってほしいです。女子にモテますよ! 多分(笑)。
長谷川さん 先生、先輩、友達のおかげで世界がぐっと広がったし、音楽を通して自分の人間性も広がりました。音楽科は特に個性的な先生がたくさんいて、できるようになるまで、わかるまで、絶対に見捨てずに熱心に教えてくれますし、一緒になって考えてくれます。だからこの学校の先生たちがみんな好きです。中学校よりも高校生活の方が充実している、楽しいって言い切れるくらい、この学校にはいろいろな感動や発見があります。



























