2023年4月に東京・品川区に開校する品川学藝高等学校の公式サイト。品川学藝は知性と感性の融合を通した「人間力」向上を最重要目標とする新たな男女共学校です。学費無料制度、申請受付中。 全日制高等学校で日本初のeスポーツが学べる「eスポーツエデュケーションコース」を設置し、大学進学をめざしながら、学習や教育を促進するための効果的なツールとしてeスポーツに取り組む。 2023年、学園創立120周年を迎えるにあたり、社会の変化と時代の要請に鑑み、校名を日本音楽高等学校から品川学藝高等学校(しながわ がくげい こうとうがっこう、SHINAGAWA GAKUGEI HIGH SCHOOL)に改称し、男女共学化を開始、かつ普通科新設と既設の音楽科コース改編を行う。 設置コースは普通科(eスポーツエデュケーションコース、リベラルアーツコース)と、音楽科(ミュージックコース、パフォーミングアーツコース:バレエ専攻、ミュージカル専攻)の2科4コース。また大学受験対策を校内で完結できるよう、外部の教育機関監修の校内予備校を設置するほか、学費無料制度など支援体制を充実させる。またリニューアルした制服はファッション誌「FUDGE(ファッジ)」とのコラボレーション。

パフォーミングアーツコース バレエ専攻

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Performing Arts Course: Ballet

音楽科

パフォーミングアーツ
コース バレエ専攻

我が国で初めて全日制高等学校に
「クラシックバレエ」の授業を開設して35年。
文“舞”両道の目標のもと、
バレエを志す仲間と共にバレエ全般への理解を深め、
大学進学や留学も視野に入れながら
“バレエダンサー”という夢を追いかけることができます。

我が国で初めて全日制高等学校に
「クラシックバレエ」の授業を開設して35年。
文“舞”両道の目標のもと、
バレエを志す仲間と共にバレエ全般への理解を深め、
大学進学や留学も視野に入れながら
“バレエダンサー”という夢を
追いかけることができます。

Method

1

「学業」と「バレエ」の両立

品川学藝高等学校は、日本で数少ない「学業」と「バレエ」の両立を目指す全日制高等学校です。バレエを志す仲間と共にバレエ全般への理解を深め、大学進学や留学も視野に入れながら“バレエダンサー”という夢を追いかけることができます。

2

一流の指導陣による指導

日本のバレエシーンで活躍する指導陣がきめ細やかな実技指導を行い、一人一人の実力を伸ばします。バレエの本質に触れ、ダンス・クラシックの基礎について見直し、レッスンの積み重ねの重要性を学びます。豊富な舞台上演の場で、バレエ技法を生かした作品と表現に挑戦を重ね、踊る歓び、バレエのすばらしさを体感します。

3

バレエ・音楽・芸術理解の深化

「バレエ」を通して、舞台を創造する喜びに触れます。舞台上演における活動では、照明や音響、舞台スタッフなど様々な役割を経験し、舞台人としてのマナーを身につけます。音楽史(バレエ史含む)、音楽、合唱、バレエ実技II(2年生)、選択バレエ教養II等の授業では、舞台芸術を様々な角度から学び、舞台芸術全般への理解を深めます。

授業例: 音楽科目、バレエ史(本校専任教諭)、コンテンポラリー(平山 素子)、ジャイロキネシス(鈴木 真由)、衣装製作(室谷 浩子)、バレエ医学(平石 英一)、舞台照明(山本 英明)他

1988年、我が国で初めて全日制高等学校に「クラシックバレエ」の授業を開設しました。

坂本 登喜彦先生

– 実技主任
– 劇団四季講師 ・ホリプロミュージカルバレエ講師

新しく生まれ変わった品川学藝高等学校での学校生活では、想像以上の体験があなたを待っています。バレエという共通言語を持つ同級生との切磋琢磨した学校生活は、競争ではなく協調しながら自分たちの目標を発見し、それに向かって邁進する日々となります。クラスレッスンを通じてバレエの技術を高めることはもちろんですが、年に数回ある舞台作りを通して、音楽性豊かな表現方法を学びます。そして照明のセッティングから操作、音響操作、衣装製作等の裏方としての仕事も自分たちで経験することにより共同作業の大切さを学びます。伝統と新しさが融合した品川学藝高等学校で、あなたも活動の視野を広げませんか。

Curriculum

カリキュラム(学校設定科目)

パフォーミングアーツ

座学では舞台に関わる専門用語を学び、実践では「舞台照明」「音響」などのテクニカル分野を幅広く学びながら、舞台スタッフとしての心構えや基本的な操作を身につけることができます。また作品を多く鑑賞します。制作側と演者両方の視点から学ことができ、実際に舞台を作る場において役立てる授業を展開します。

バレエ史・鑑賞 / バレエ教養

バレエ史・鑑賞では、舞踊系譜に沿って振付家とその作風について学び、ロシアバレエから現代バレエまで幅広く作品を鑑賞します。バレエ教養Ⅱでは選曲、振付、衣装製作、照明案創りを行い「オリジナルバレエ作品」の舞台発表を行います。

専攻実技Ⅰ・Ⅱ

専攻実技Ⅱでは幅広い舞踊表現の習得を目的として「コンテンポラリーダンス」「キャラクターダンス」「ジャイロキネシス」を学びます。コンテンポラリーダンスは振付家・ダンサーとして日本のダンス界を牽引する平山素子先生、中村恩恵先生、中川賢先生が直接指導します。

Teacher’s
Comment

「コンテンポラリーダンス(専攻実技Ⅱ)」

– 平山 素子先生
– 舞踊家・筑波大学准教授

コンテンポラリーダンスの基礎レッスンと基礎を生かしたムーヴメントを体験します。国内外のどのバレエ団でもコンテンポラリーダンスの演目を盛んに上演しています。ダンス界をリードする平山先生のエネルギッシュなレッスンを通して、今、バレエダンサーに求められる自由な表現・ダンスとは何かを学びましょう。

Cross Talk

3年金子茉那さん & 2年曽我部健登さん
×
山本みさ先生

個性豊かな先生の指導と、
夢の舞台に近い環境。

山本みさ先生(以下、山本先生) バレエの専門学校や、通信高校へ通いながらバレエに専念するという選択肢もある中で、なぜ全日制の品川学藝高校を選んだのかな?
曽我部健登さん(以下、曽我部さん) 僕の所属しているスタジオは、僕以外に男子がほぼいないので、同年代と競い合う機会がなかなかなかったというのがひとつ。もうひとつは、バレエ以外の副科でピアノが学べたり、バレエに関する舞台美術の大切なことが学べると聞いて、品川学藝を選びました。
金子茉那さん(以下、金子さん) 私は中学3年生の時にまだ将来の夢が決まっていなかったので、勉強とバレエを両立したいと考えていました。そんな時にバレエの先生の娘さんがこんな学校があると教えてくれました。
山本先生 勉強もしなければ、という思いがあったんだね。先生が学生の時はこの学校のようなところはまだなかったから、ちょっと羨ましいな。実際入学してみて、通っていたバレエスタジオとの違いは感じたかな?
曽我部さん この学校はすごくたくさんの先生が指導してくれて、例えば、先生によって教え方のニュアンスやアプローチの仕方が少しずつ違います。だから自分の感覚に合った、自分が納得できる教え方の先生に出会えます。さまざまな先生から指導を受けられるので、日々新しい発見があります。
それから、同年代の男子がいることが刺激になります。1人で踊るのも好きですが、2人や3人で踊るのとではできることが違うので、やっぱり楽しいです。“1人ではない楽しさ”というのが見つけられたのは良い発見でした。
山本先生 そうだよね。実際のバレエの舞台も、1人ではつくれないものね。
金子さん この学校には大きなスタジオがあったり、大勢で踊れる舞台があったり、バレエをするための環境が整っている点も魅力的です。
山本先生 天井が高くて広くて、という環境ってなかなかないものね。でも実際の舞台は空間が広い。だから、実際の舞台に近い環境で踊れるというのは勉強になるよね。

実技以外からも、
ダンサーとしての学びを。

山本先生 クラシックバレエの授業以外で興味深い授業はありますか?
曽我部さん 舞台用語や、照明などの裏方の仕事のことを学べる『パフォーミングアーツ』という授業が面白いです。踊るためには照明や衣装などが必要で、自分1人ではできないことがたくさんあります。裏方の仕事も学んだ上で舞台で踊ってみると、周りの人への感謝の気持ちが変わります。裏方の気持ちがわかるからこそ、踊る側としてもこう動いたほうがいいな、こう伝えたほうがいいな、というのがわかってきました。
山本先生 行事のたびに演者側とスタッフと分かれて一つの舞台をつくっていくから、裏側で動いてくれている人達には感謝を感じるよね。ダンサーが舞台で立つ裏でどれだけの人達がどれだけ動いてくれているか……。それが実感できるね。
曽我部さん 例えば舞台裏で音を出すタイミングも、ステージスタッフとして音出しを実際にやったからこそ、踊る側はどう合図するのがわかりやすいのかということに気付けました。
金子さん 私はバレエの歴史や教養を学べる授業が興味深いです。例えば「この動きはこうやって生まれた」「この作品はこういう人がつくった」という背景を知ることで、踊る時の表現が変わってくると感じます。より深く理解した上で踊れるようになりました。
山本先生 なかなか自分では勉強できない部分でもあるよね。
山本先生 そんな学校生活を通して、自分の意識が変わった部分はありましたか?
曽我部さん 入学前はどんどん難しいことにトライしたいという気持ちが強かったですが、入学してから改めて基礎が大事だと認識しました。以前は「基礎はつまらない」と思っていたけれど、今は逆に楽しい。基礎がしっかりしていれば、できることも増えて、なんだかパフォーマンスの調子もいいです。
金子さん 基礎ができている人とできていない人って一瞬でわかってしまうので、やっぱり大事だなと、私も入学してから思うようになりました。
山本先生 跳んだり回ったりができても、基礎が崩れていたら美しくない。自分の体に基礎が身に付けば、この先も困らないからね。他にはありますか?
金子さん 同世代の上手な人達と一緒に授業を受ける中で、みんなで「もっとこうしよう」「もっとできる」と励まし合えることで、今まで以上に頑張ろうと思えるようになりました。

実技、授業、表現の場。
メリハリのある学校生活の中で
身に付くこと。

山本先生 バレエと一般教科との両立は大変ですか?
曽我部さん 入学した当初は正直いっぱいいっぱいでした。2,3ヶ月経つと少し余裕ができてきました。休む時は休んで、やる時は一気にやる、という切り替えが上手になったからだと思います。夏休み中も音楽科コンサートに向けてみんなで1日中練習したりするので、そこを乗り越えるとだいぶ体力が付きます。
金子さん 私は家が遠く片道3時間かかるので、入学当初は少し不安でした。帰宅後のレッスンや、特に本番前は一般授業の課題と両立することが大変でしたが、「今何をやるべきか」を考えるのが大事だと学びました。“切り替え”と“優先順位をつける”ことが身に付いてきたと思います。
山本先生 高校から帰ってスタジオに行き、その後に宿題をやらなきゃとなると、みんな体力的にも精神的にも強くたくましくなるよね。
山本先生 他のコースの生徒との交流はありますか? 1クラスにバレエ、ミュージカル、ミュージックの生徒がいるから、教室に戻れば普通の高校生って感じなのかな?
曽我部さん 教室に戻れば普通の学校です。もしかしたら普通の学校よりパワフルでエネルギッシュかもしれない。特にミュージカル専攻の生徒たちは元気いっぱい!去年はミュージカル専攻の生徒が「よかったら発表会にきてね」と誘ってくれて、実際に行ってみると、照明も演出もバレエとは全く違うことにびっくりしました。ミュージカル専攻の友達がいるからこその発見でした。
山本先生 いろんなジャンルの表現方法を学べるのはプラスなのかもしれないね。
山本先生 2人が1年を通して一番楽しかったことはなにかな?
曽我部さん 品藝祭(学園祭)です。ミュージックコースのピアノ専攻の生徒と一緒に作品をつくりました。自分で曲を決めて、振り付けをして、その生徒にピアノを弾いてもらったのですが、狭い教室での演技だったので、空間をどう使うかというのを考えました。初めての作品づくりだったので楽しかったです。
山本先生 品藝祭は自分たちで自由に好きなことをできるね。私たち教師側もすごく楽しいです。
金子さん 私は音楽科コンサートが楽しかったです。やっぱり舞台に立つ楽しさに勝るものはないです。舞台で踊る機会があまりないので、同い年の生徒と一緒に舞台上で作品をつくりあげるのは刺激的です。
山本先生 ちゃんと衣装をつけてバレエの舞台をつくる場だから、どうパフォーマンスできるかというところを試せるよね。先生たちに教わったことをすべて発揮しなきゃいけない場だから緊張もするけれど、みんな緊張感を楽しんでいる気がする。基礎をずっとやっているからこそ、舞台に立って歓声を浴びる時の達成感はたまらないと思う。
山本先生 進路は決まっているかな?
金子さん 私は日本のバレエ団に入りたくて、バレエができる大学に進みたいと思っています。あとは、この学校で学ぶ中で裏方のお仕事についても興味が湧いてきました。
曽我部さん 僕は振付家になりたいと思っていて、卒業後は海外に行くことも考えています。振付家になるためには自分がしっかり踊れないといけないので、まずはダンサーとしてのキャリアをしっかりつくりたいです。

未来の後輩たちへ
メッセージ

山本先生 最後に、この学校のバレエ専攻を希望している後輩へメッセージはありますか?
金子さん 自分のなりたい将来に向けて、品川学藝でしかできないことがたくさんあると思います。高校生活の今しかできないことを大事にして頑張ってほしいです。
曽我部さん 基礎に忠実でアカデミックなレッスンが受けられるので、「この学校に入ってよかった!」と思えるはずです。将来の可能性や視野を広げてくれる学校。将来について迷いがある人も、“こういう選択肢もあるんだ”、ということが学べます。本命のバレエ、別の選択肢、どちらにも進めるような知識が身に付けられます。

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TEL: 03-3786-1711(代表)
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